モンテッソーリ教育の『日常生活の練習』として、有名な「あけ移し」ができるおもちゃを手作りしてみました!
「あけ移し」とは
モンテッソーリ教育では、親指・人さし指・中指の3本の指を「体の外に突出した脳」として重要視しています。
あけ移しは、この3本の指を鍛えるものです。
このあけ移しの動作が「ハサミ、鉛筆、お箸」を使う動作へとつながっていきます!
あけ移しの道具は、手の発達により「スプーン」→「トング」→「ピンセット」→「お箸」とSTEP UPできます。
トングは、DAISOで購入したシュガートングを使います!


あけ移すものは、DAISOで購入したデコレーションボールです。
写真のようにデコレーションボールを取りやすいように広げて容器に入れておきます!
デコレーションボールは、ふわふわした素材なので、お豆のように固いものよりトングでつかみやすいです。

色分けカップ(赤・青・黄色)は、こどもちゃれんじBabyの教材を使用していました!
適した容器がない場合は色の付いた紙コップでも代用可!
白い紙コップに色画用紙を貼ったり色を塗ったりして作ってもいいですね。

色の付いた丸シールを使用して好みの組み合わせが作れます!
大小色分けできるあけ移しのおもちゃ

- セクションケース(18マス)
- デコレーションボール(1cm・2.5cm)
- ポイントシール 蛍光カラー(中・小)
- 家の中に余ってたクリアファイル
※クリアファイルがなければ画用紙等で代用できます。
材料は全部DAISOで揃えました!
デコレーションボールとポイントシールは、はっきりとした色を選んだ方が子どもが興味を持ちやすいです!
①クリアファイルを3㎝×4㎝の大きさに切る

②好みの組み合わせで①のクリアファイルにポイントシールを貼っていく

イメージは、こんな感じに遊んでくれればOK!

直接セクションケースにドットシールを貼ると剝がすのが手間になるので、今回がクリアファイルに貼ることにしました。
お題が貼ってあるクリアファイルをセクションケースからとるだけなので簡単です。
クリアファイルにドットシールを貼れば、色んなパターンのお題を作れます。
例えば、ドットシールに数字を書いて、ドットシールと同じ色のデコレーションボールを書いてある数だけ入れる等。

③②をセクションケースの好みの位置に配置する。
④セクションケースの一部に大小分けてデコレーションボールを入れておく。

慣れてきたら、一か所にまとめて大小のデコレーションボールを入れてあげてもいいと思います。
あけ移しのおもちゃへの娘の反応
おもちゃ棚にこっそり仲間入りさせてたら、すぐに発見してやり始めました!
こどもって新しいものを見つけるのが本当に早いですよね。
遊び始める前に、このおもちゃの使い方をゆっくり動作で見せます。
2個、3個お題をやりながら、色と大小があることを知ってもらいます。
お手本を見せてる間、真剣にじーっと見ていました。
シールが貼ってあるクリアファイルを真剣に見ながらどこに入れようか考えてます。

しばらくすると、丸いシールの上にデコレーションボールをぴったり置くかんじで遊んでました。

集中して遊んで全部やり切り、2回ほどリピートしてました。
ハマったようで一安心。
大小色別あけ移しは、100均の材料で簡単に作ることができます!
お題も自由に作れるので知育を取り入れた数字遊びに使うこともできます!
簡単なので是非作ってみてくださいね!