現在では読み聞かせのメリットが科学的にも証明され、育児の中で注目されていますね。
我が家でも、生後8日から絵本に親しませながらの読み聞かせスタートしています。
絵本の読み聞かせを毎日欠かさず実践し続けた結果、嬉しいことに毎日娘からの絵本読んでコールが止まりません!
今回は、育児本を読んで学んだことを含めつつ絵本の読み聞かせの効果や子どもを本好きに育てる絵本の読み聞かせのポイントについてお話していきたいと思います!
- 読み聞かせのメリットって何?
- 読み聞かせってどうやったらよいかわからない
- 具体的な方法をしりたい
という方の少しでも参考になればなと思います。
子どもの絵本の読み聞かせの効果
親子の絆が深まり精神的に安定しやすい
ママパパの声を聴くと子どもの精神状態を落ち着かせる効果があり、絵本の読み聞かせは子どもにとって幸せなひと時です。
また、絵本を通しての会話のやり取りを楽しむことができ、同じ時間を共有できます。
絵本を読む際に、膝にのせてスキンシップをとりながら読んであげるのもいいですね。
感性・感情表現が豊かになる
絵本の読み聞かせを聴いている時の子どもの脳では、嬉しい・楽しいなどの感情に基づいた行動をつかさどる大脳辺縁系が活性化されることがわかっています。
また、絵本の中の様々な絵をみることによって感性が磨かれていきます。
絵本を読んでいると、本当に様々な絵を見ることができますよね。
集中力が身につく
絵本の読み聞かせが習慣になり、子どもが絵本の内容を理解できる年齢になると物語に入り込み集中して絵本を読むようになります。
一つの本を最後まで読みきるという集中力は侮れません。
想像力・知的好奇心が育つ
絵を見て想像したり、物語の先を考えてドキドキワクワクしたり絵本には想像力を育む力があります。
また、今まで知らなかったことを知ることができ、さらにもっと知りたい気になるなと好奇心を刺激するのに効果的です。
現在2歳になったばかりの娘に本を読んでいると、「これなぁに?」「なんだろう。」と絵を指して聞いてくることが増えてきました。
語彙力を育てられる
読み聞かせで自然と色々な言葉を見たり聞いたりするので、日常では使わない言葉も知ることができ、そのうちに自分でも使うようになっていきます。
語彙が豊富になると会話も上手になり、コミュニケーション能力が増します。
自分の気持ちを言葉で伝えやすくなるので、イライラしにくくなるそうです。
語彙力が育つと、読んでいる言葉の「意味」よりも、読んでいる「内容」を理解することに時間をさけるので、学校の授業の理解度が上がり成績が良いという傾向があります。
- 絵本の絵やフレーズは想像力を膨らませ、気分をゆったりさせる作用がある
- 視覚的な記憶力を育てることができるメリットがあり、絵本は大人の脳トレに最適。
- 絵本は子どもを相手に読むことによって思考や想像力コミュニケーションをコントロールをしている前頭前野の活動がより活発になる。
絵本の読み聞かせを効果的に。子どもを本好きに育てる読み聞かせのポイント
子どもを本好きに育てたいなら、大人が楽しみながら読むというのが一番効果的です。
大人が楽しい気持ちで読んでいると、子どもも一緒に絵本を楽しんでくれます!
また、読み聞かせのスタイルも子供の成長に合わせ変えていくのがおすすめです。
年齢別(月齢別)読み聞かせのスタイル
読み聞かせるというより本に接する機会を作るのを目的とする。
赤ちゃんがかじってしまうこともあるので厚手の本を選ぶのがおすすめです。
写真や絵を説明しながら見る(子どもの反応を観察しながら)。
物語を読みながら、「赤い花はどれかな?」など話しかけて指差しをうながします。
ページをめくらせてあげたりしながら紙の質感を楽しむこともおすすめです。
子どもが物語を楽しめるように変化をつけて読んであげるのがおすすめです。
身振り手振りをしたり、キャラクターによって声色を変えたり、物語によっては話に合わせて子どもにスキンシップをとったり。
子どもをとにかく楽しませることを意識しましょう。
子どもにも読み語りを促すのがおすすめです。
ただし、無理強いはしないように子どもの様子をよく観察してから行ってください。
この時期の子どもは言葉を発するようになります。
何回も繰り返し読んでいる本では、最初は1つの単語を読んでもらうようわざと単語の前に間をあけます。
慣れてきたら、親の読む部分を徐々に減らして子どもにたくさん語らせるようにすると絵本を読んでもらう行為が受け身から自分で読んでいくに大きく変わっていきますよ。
絵本が自分でも読めたという喜びが絵本好きへとまた一歩近づけてくれます。
読めたときはたとえ少し間違っていたとしても「読めたね!!」などとプラスの言葉をかけてあげることが大事です!
子どもの年齢に合った本を選ぶ
子どもの年齢によって選ぶ本は変わってきます。
年齢より難しすぎる本にはあまり興味を示さないことが多いです。
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子どもの興味のある本、経験に基づいた本を選ぶ
子どもの興味や経験に合わせて本を選んであげると子どもはより本が好きになります。
車が好きなら色んな車が登場する本、梅雨の時期は雨に関する本など生活に結び付けながら選んであげるのがおすすめです。
とはいえ、絵本を選んであげる時間がないという方も多いはず・・・
そんな時は、絵本のプロが厳選した絵本を定期的に届けてくれる絵本の定期購読がおすすめです!
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絵本の読み聞かせを効果的にするために押さえておきたい注意点&心得
絵本を読むタイミング
絵本を読もうとする時に子どもがじっと座らないというのは読むタイミングに問題があることが多いです。
子どもが元気に体を動かしたくて仕方ない時に絵本の読み聞かせは不向きです。
子どもが落ち着いていたり眠くなるタイミングで絵本を読み聞かせてあげるのがおすすめです。
子どもが主体であることを忘れない
絵本を1ページずつ順番に読む必要はないですし、全然絵本を読まないとパパママが焦る必要はありません。
絵本のページをパラパラとめくっている時は、他に何かしたいことがあるORめくる行為を楽しんでいたりするのでそっと見守ってあげることも大事です。
絵本棚を目につく場所に設置したり大人が本を読んでいる姿を見せるのが効果的です。
大人が本を読んでいる姿を見せると、子どももなにしてるのかなと興味を持って近づいてきてくれるなんてこともあります!
ページをとばして特定のページを見る場合は、子どもがお気に入りのページを見つけママパパと共有したいという気持ちの表れです。
ぜひ一緒にそのページを堪能してください。
子どもの「もう一回」にとことん付き合う
絵本を読むことが習慣化してくると、必ず子どもは「もう1回!!」と言ってきますが可能な限り付き合ってあげることが大切です。
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メリットばかりの読み聞かせ、ぜひ日常に取り入れてみて下さい。
最初は絵本に興味がないお子さんも、毎日15分など短い時間でもタイミングに気を付けながら続けていくと子どもにも変化が見えてきます。
ママパパも一緒に楽しみながら絵本の世界を子どもと堪能できるといいですね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!